02株式や現預金とは違う、不動産という資産の安定感
インフレ時、不動産価格の上昇が期待できる
不動産価格は物価と連動して上昇する
意外と見過ごしがちなのは、資産形成におけるインフレ対策です。
不動産は実物資産なので、インフレに強いという特長があります。基本的に不動産は、インフレと連動して資産価値が上昇していく傾向にあります。これが大きな強みになります。
90年代のバブル崩壊以降、長らくデフレが続いた日本ではインフレの恐怖について実感がわかない人が多いかもしれませんが、歴史的な円安の進行、原油・天然ガス価格の高騰などで日本でも物価上昇が続いています。
アメリカやヨーロッパでは、明確にインフレ状況になってきているので、今後日本でもインフレに傾くことが充分予想されます。
万が一インフレが発生すると、現金・預金はあっという間に縮小してしまうため、インフレに強い資産を持つことはとても心強いものとなるでしょう。
日本のインフレ率は?
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日本のインフレ率は?
日本経済は2000年以降、長らくデフレが続いていましたが、2022年に消費者物価指数の上昇率がプラスに転じています。
消費者物価指数の上昇率(年平均値の前年比、生鮮食品を除く総合)
1990年:2.7
2000年:-0.4
2010年:-1.0
2020年:-0.2
2022年:2.3
※ 出典:総務省「消費者物価指数」
モノやサービスの値上がりを肌で感じている方も多いのではないでしょうか。