人がどんどん増える街 東京は人口が最も多い
日本全体が人口減少している中でも、東京の人口は一番多く、2020年国勢調査によると、日本の人口割合の11.1%、なんと日本人の約10人に1人が東京に住んでいる計算になります。今後の人口の推移見込みでは、2020年から2035年までに約41万人の増加が予測され、東京の人口集中は今後も継続していくと考えられます。
東京の世帯数、
単身世帯が半数!
国勢調査によると東京都の世帯数に占める単身世帯の割合は2020年には50.26%と半数以上となりました。前回2015年の調査からは約46万世帯も増加しており、これは全世帯の増加率の実に約87.7%にも相当します。このように、東京都では単身世帯が大幅に増加しており、単身世帯向けワンルームマンションの賃貸需要が多いことが分かります。
東京で働く人が増加
総務省の発表した労働力調査2023年7月分結果によると、全国の就業者数は6,772万人で前年同月と比べて17万人増加しています。また、東京の労働力調査結果によると2023年4~6月期平均の東京都の就業者数は841万8千人で、前年同期比5万3千人の増加です。1年間で増加した全国の労働人口のうち、30%以上が東京に集中しているのです。
東京都心に大学が増え、
学生数も増加
近年、東京都心に大学が増えています。かつて多くの大学が郊外化を進めてきましたが、近年では都心回帰の傾向にあり、都区部に移転する大学・学部も増えています。それにより2010年には約52万人であった東京都区部の学生数は、2020年には約56万人と約4万人増加しています。
全国の再開発面積の
約3割が東京
再開発を推進する土地が東京に集中しており、全国の再開発面積の約34%、3分の1を占めています。街の開発により最新の構造・環境対応型などハイスペックで堅固な自然災害に強い建物の建設が進めば、多くの就業人口や居住人口が流入し、その街の魅力・資産価値が向上する事につながります。
人が一番集まるからこそ、
賃貸需要がある東京
東京都の人口は今後も増加傾向であり、東京で働く人や大学の数も都心に集中していることから、こうしたエリアにアクセスしやすい立地の住宅需要はますます増えると予想されます。さらに、再開発も多く進行しているため、その地域は街の魅力・資産価値が向上する事にもつながります。このように東京では、これからも安定した賃貸需要が見込まれると考えられるでしょう。