【2025年の投資戦略】新年の節目を活かし、健康・仕事・資産運用で成功するための秘訣
新年は新しいことを始める絶好のタイミングです。2025年の節目を活かし、健康、仕事、資産運用の目標を設定し、成功を目指しましょう。
昭和100年、終戦80年、阪神淡路大震災30年など、2025年は多くの節目を迎える年です。健康寿命を延ばし、仕事で自己投資を行い、資産運用で将来の安定を図るための具体的な方法を解説します。
特に不動産投資の重要性と成功のポイントを押さえ、長期的な視野で資産を増やすための戦略を紹介します。2025年を「資産運用元年」として、未来のための投資を始めましょう。
計数目標と非計数目標の重要性。目標達成のためのパッケージ戦略
2025年は換算すると昭和100年にあたるそうです。また終戦から80年、阪神淡路大震災から30年、日航ジャンボ機墜落から40年と様々な節目を迎える年でもあります。
巷間よく言われる言葉として1年の計は元旦にありというのがあります。一口に節目と言っても新年・新学期・新年度・上期・下期、さらに四半期など多々あります。この中で新年は1年を通じて新しい事をスタートするには、最もふさわしくボルテージが上がる節目ではないでしょうか。
あまり細分化した目標は長続きしないと思いますので、各ジャンルでおおまかな目標を設定してみるのも一つの方策かと考えます。また目標も数字で表せる「計数目標」、数字では表す事ができない「非計数目標」があります。また目標は「設定・検証・対応策」などが一つのパッケージとなって初めて達成されると考えられます。
2025年の健康目標、予防とバランスの取れた食生活で健康寿命を延ばそう
まず、最初に掲げたい目標は何と言っても健康上の目標です。
筆者の周りでも年齢に関係なく病気になる方がとても増えています。健康においても「予防」という観点から見る事がとても大切かと考えます。
令和5年の簡易生命表によると日本人の平均寿命は男性で81.09歳、女性で87.14歳となりました。昭和22年の男性50.06歳、女性53.96歳から30年以上長くなっています。寿命が長くなる中で、さらに健康でいられる「健康寿命」にも注目が集まってきており、健康を維持する事の重要性も増してきています。
◼︎日本人の平均寿命
男性 | 女性 | |
---|---|---|
昭和22年 | 50.06歳 | 53.96歳 |
令和5年 | 81.09歳 | 87.14歳 |
皆様は健康のために食事に注意を払っている方も多いと思いますが、食生活においてもただ食べたいものを食べるのではなく、栄養のバランスが大切かと考えます。
筆者がお正月中に「老けない人は何を食べているのか」という本を読みました。改めて食べていい物と悪いものの認識が新たとなりました。例えばアルコールもそうですが、従来お酒は百薬の長とも言われていましたが、近年の医学界ではお酒は量に限らず少量でもリスクがある事が学会にも発表されているそうです。筆者はビールなどもなるべくアルコール度数が少ない(3.5%など)ものを飲んでいます。
また身体のサビを防ぐ抗酸化作用の強い野菜としてはブロッコリーやアーモンドなどがあるそうです。
いずれにしても特定の物だけを飲んだり食べたりするのではなく、資産運用と同様にバランス良く摂取する事が大切なのは言うまでもありません。
質の高い睡眠環境の重要性。寝具への投資で健康を守る
睡眠と運動も重要となってきます。人生の3分の1近くは寝ていますので、寝具を始めとする寝室の環境は極めて大切と考えます。ドジャースの大谷選手も寝室の環境には相当「投資」しているそうです。筆者も出張先のホテルで利用した心地よい枕などを時々購入しています(枕の数がかなり増えてきました(笑))。つまりホテル業界というプロの方がセレクトした寝具は極めて信頼度が高いという事は言うまでもありません。
また、運動においても若い方はともかく中年以上の方は身体に負担のかかりづらい運動が良いかと思います。筆者の古い友人達の中でも運動をしている人はやはり歳を取っても姿勢からして外見も若いなと感じます。
一生懸命働いて自由に使えるお金をたくさんゲットしても、身体が動かなくなってくれば人生の楽しみも半減してしまうのではないでしょうか。幸い現在の世の中は健康状況から体力測定等も含めてその数字の「見える化」が進化しています。
例えば今年は血糖値・血圧をどこまで下げたいのか、握力をどの程度上げたいのか、どの位ボールを投げないのかなど様々な目標を設定して、それを定期的に計測する事により達成感や反省の課題が生じるのではないでしょうか。
AIとテクノロジーの進化。仕事のスタイルが大きく変わる時代に対応する方法
2番目に大切な事は仕事においてですが、100年前の昭和元年と比べるとビジネスの世界は大きく変貌してきました。さらに近年ではAIを始め多くのテクノロジーにより仕事のスタイル・進め方も大きく変わってきている訳です。
企業がさらなる進化・成長を遂げるために人材投資・設備投資をするように会社員の方々も自分自身の「価値」を高めるために「自己投資をする」という考え方を持つ事はこれからの時代にますます大切になるかと考えます。
このように世の中の変化に対応できる自分を再構築する、いわゆるリスキリングという考え方が重要ではないでしょうか。
資産運用の未来。グローバル経済に対応するための長期的な投資戦略
3番目に大切な事は、「資産運用への着眼点」です。
昭和元年頃の公務員の初任給は100円弱でした。先日報道された三井住友銀行の今春の初任給は30万円だそうです。つまりこの100年間においてなんと3千倍に跳ね上がってきた訳です。
皆様ここで問題を出します。昭和元年頃の蕎麦やカレーライスの値段はいくらだったでしょうか。答えは約10銭でした。日常的に使われる通貨単位が「銭」で、1銭硬貨や10銭硬貨が流通していた時代でした。
では第二の質問です。米国の株式市場における時価総額は2025年におおよそいくら位になるでしょうか。
答えは何と1京(けい)円となると見られています。1京とは1,000億円×10、つまりこの100年で銭(せん)から京(けい)ととてつもない単位が出現した訳です。
つまり短期的な変動はあるものの、長期で見れば世界における経済成長、国内における経済成長によりインフレが起こり続け、貨幣の価値が恐ろしい程減ってきた訳です。経済全体がグローバル化する中でこの潮流を変える事は難しいのではないでしょうか。
真面目に働きコツコツ貯金するだけでは「働いて得た対価が目減りしていく」という事です。働いたお金に資産運用を通じてさらに働いてもらうという発想がますます大切な時代となります。
石破政権においても投資立国という目標を掲げ、国民に資産運用を促す政策を敢行しています。投資方法もNISAやiDeCoなど様々です。
計画的な投資スタンス。やみくもな投資を避けるためのポイント
投資や資産運用はやみくもにすればいいものではなく、下記観点など投資のスタンスを決める事がとても大切です。
- 予算設定
- 投資期間
- 長期に渡って資産性・収益性が維持できる
不動産投資の成功法則。時間と相乗り投資で安定した収益を確保
ある程度投資スタンスを決める中で、長期安定投資の軸として「不動産投資」を組み込む事も大切と考えます。
不動産投資で成功する最大のコツは、「時間」と「相乗り投資」です。建物スペックは劣化しますが、都心からの時間、駅からの時間などは劣化しません。
また私達の払う税金の多くは公共投資・再開発事業にも利用されます。つまり世界のファンド、リートなども注目するエリア・財閥系・鉄道系会社による再開発が期待できるエリアもしくはその沿線上に「自分も一緒に投資をする」という観点で投資をしていけば、成功する確率は極めて上がります。
老後という時期は読者の皆様が思っている以上に早く訪れます。老後に新しい何かをしようと思っても自ずと限界が付きまとうものです。特に資産運用においては20代、30代の若い時から始めるのがベターではないでしょうか。
このように2025年はスタートしていますので、できれば1月中に年間の目標を設定する事が大切かと考えます。
2025年が大きな節目であるように、皆様にも個人的な「節目」があると思います。年齢が30歳・40歳・50歳などになった、また就職や昇進・昇給があった、結婚や子供ができたなど様々です。また将来のための資産運用を思い立った時も「節目」と言えるのではないでしょうか。
ぜひ2025年は将来のための「資産運用元年」としてみてはいかがでしょうか。