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【前編】一流K-POPアーティストの収入は何億円?不動産投資や株式など多様化する稼ぎ方

昨今NewJeans、LE SSERAFIM、aespaなどの第四世代が新たな勢いを見せているK-POP。完成度の高いパフォーマンスや洗練されたビジュアル、中毒性のある楽曲で世界中のファンを虜にしています。

国内外問わず幅広く活躍しているK-POPアーティストたちの“懐事情”が気になる方も多いのではないでしょうか。K-POP業界は売れなければ給料が出ないこともあるほどシビアな業界である一方、一流アーティストまで登り詰めればグループひとり当たりの年収が数億円にのぼることも。コンサートやアルバム、企業のプロモーションといった音楽活動・芸能活動だけでなく、いわゆる“副業”として不動産や株式に投資して稼ぐアーティストも存在します。

本記事では、気になるK-POPアーティストの年収や多様化する収入源について解説します。

韓国アーティストの給与システム

K-POPアーティストのほとんどは、韓国の芸能事務所や音楽プロダクションに所属しています。「練習生」と呼ばれるデビュー前の下積み期間は各事務所で歌・ダンス・ラップや語学などの育成レッスンを受け、他の練習生たちと共に寮生活をしながら、スキルを磨いてデビューを待つ生活が一般的です。

K-POP業界には、練習生期間(育成期間)にかかる衣食住やレッスンの費用を事務所で負担する代わりに、デビュー後の給料からこれらの育成費用を差し引く「精算システム」を導入している事務所が多いです。

そのため、K-POPアーティストとして売れた後もしばらくは給料が0円ということも。一見人気のアーティストたちも黒字化するまでに数年の歳月を費やしたと言われており、TWICEは3ヶ月、NewJeansは2ヶ月と異例の速さで精算を終えたグループも存在しますが、日本でも熱狂的なブームを巻き起こした少女時代やSEVENTEENは約5年かかったと推測されています。

年収数億円のK-POPスターたち

そんな厳しい業界でも成功を収め、グループ全体で数十億円の年収を得ている一流アーティストも存在します。

最も稼いでいるとされるK-POPグループのひとつは、2020年に「Dynamite」で世界的ヒットを果たし、米国で最も権威のある音楽チャート・ビルボードのHOT100シングルチャートで1位を獲得したBTS(防弾少年団)。

フォーブスが発表した「2019年に世界で最も稼いだミュージシャンランキング」では15位にランクインし、年収は5700万ドル(約85億円:10月2日のレートより)であると発表されました。BTSの所属事務所HYBEでは、利益配分が事務所:アーティスト=6:4だと言われているため、単純計算(85億円×40%÷7人)でひとり当たりの年収は約4億8500万円。実際には各メンバーがソロ曲を出すなど個人活動もあるため、5億円以上の稼ぎがあったと考えられるでしょう。

女性グループだと、2020年に米ブルームバーグ誌で「世界で最も影響力のあるポップスター」に選ばれたBLACKPINKが莫大な収入を得ていると言われています。

2022年10月にスタートした約8カ月間のワールドツアー(全26回の公演)の収益は、ツアリングデータの発表によると、単一ツアーとしては世界最高の約7850ドル(約117億円)に達したことが分かりました。また、チャンネル登録者数9000万人超のYouTubeからの年収は、「Tuberch」の独自調査によると推定9億円以上。加えて、メンバーそれぞれが有名ハイブランドのアンバサダーも務めています。

所属事務所であるYGエンターテインメントの収益配分は事務所:アーティスト=3:7と好条件であるとされているため、各メンバーの年収は20億円を超えているかもしれません。

芸能活動以外の収入源も?

BTSやBLACKPINKをはじめとするK-POPアーティストはコンサート・ツアーの興行、アルバム・音源やグッズの販売、YouTubeでの配信、ファンクラブ、ブランドアンバサダーやモデルとしての広告出演、メディアやイベント出演などさまざまな芸能活動を通じて収入を得ています。成功を収めたアーティストの中には、これらの活動によって築いた資産をもとにサイドビジネスに乗り出す人も少なくありません。

日本のアイドルのようにファッションブランドや飲食店を立ち上げる人もいますが、韓国では不動産や株式といった投資に回す人が多いです。記事の後半は、K-POPアーティストたちの資産運用について深掘りしていきます。

後編へ続く

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