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副業容認時代の資産運用の考え方【プロが教える不動産投資コラム】

令和2年は新型コロナが私たちの生活や経済に大きな影響を与えました。

最近では海外でのワクチン開発の明るいニュースが日本でも報道されていますが、その実用化となるとまだ時間を要するのではないでしょうか。

アベノミクス以来、名目上の給料は上昇しましたが社会保険料などの上昇により手取りベースでの給料が中々増えないという実態があります。

副業をする方の実態データ

このような状況の中でいわゆる副業を容認する会社が増えているようです。

総務省の発表した「就業構造基本調査」によると、副業者数は前回調査の2012年の約105万人から2017年には128万8,000人と大きく増加しています。

また雇用者全体に対する複数就業者の割合も1.8%から2.2%へと増加しています。 さらに近年はコロナ渦で収入が減少し、その分を補填するために副業も増加している傾向にあります。また企業側の認識も変化してきており、民間の調査では副業を企業が認めている割合が5割を超えているというデータもあります。

副業者数の変化

2012年2017年
複数就業者数約105万人約128万8,000人
雇用者全体に占める割合1.8%2.2%
総務省「就業構造基本調査」

副業が容認される風潮に

日本では旧来から副業は一般的ではありませんでしたが、多くの業種で労働力を解消する意味で副業が一般的となってきました。日本政府が副業を推奨する方向転換を行った事がとても大きい影響を及ぼしていると考えられます。

筆者がサラリーマンの時代においては毎日の仕事に忙殺され、副業など考える余地もありませんでした。

副業は自分の会社以外で働く事によりいわば「他流試合」ができ、また新しい発見や出会いによりスキルアップ、新たな発想、が本業にもいい意味で貢献できると考えられています。

但しこのコロナ渦において副業は体力的にも様々な問題をもたらします。

副業というと広い意味で考えれば、各企業においても副業をしていると考えられます。

それは一つに多角経営も企業から見れば一つの副業と言えるかもしれません。 たとえばサッポロホールディングスはお酒などの飲料を販売している会社ですが、不動産も経営しています。一方不動産会社も不動産のほかに人材派遣や様々な経営もしています。

副業を含めた3つのポケットを持つ

これからの時代は個人においても副業の重要性が高まって来ています。筆者が推奨する副業は現役でありながら3つの収入のポケットを持つという事です。

第一の収入のポケットは本業である会社から頂く給料、第2のポケットは週に1度あるいは2度程度の副業からもたらされる収入、第3の収入のポケットとして推奨したいのが不動産投資による収入のポケットです。

第1と第2については直接毎月家計に貢献する現金収入です。第3の収入については、将来の家計に貢献するものです。例えば2500万円のワンルームマンションを購入した場合、自己資金ゼロ、金利2%、投資利回り4%と仮定すると、毎月の家賃収入とローンはほぼ同額となり、手取りベースで考えると、メリットはないという考えもありますが、実際にはローン返済金額のいわゆる「元金部分」は「資産形成」に充当できる「貯金」と考える事ができる訳です。

楽しく生活しながら将来に備える

ローンが完済すれば数千万の資産とその後、長期に渡り多額のキャッシュフローを生み出す資産が残る訳です。

毎月の収入から将来のための貯金をする事はとても大切ですが、現在の生活をすべて犠牲にしてまで将来だけを見据えて生活するのは楽しいと言えないかもしれません。

現在の生活においては本業と副業の現金で日々楽しく生活し、第三の収入により将来の老後の生活設計に備えるという事です。つまり収入に対する仕分け作業と支出に対する仕分け作業が大切であるという事です。

不動産投資による将来のポケット作りにはエリア選定が重要

第3の不動産投資による収入は長期的な目線で見据えた収入と考える事ができます。

だたし不動産投資と言っても投資対象、エリアは多種多様で、ある程度厳しい選択眼が求められます。不動産投資は長期間の投資ですので、長く資産価値が保たれ、長期の間入居率が高く、なおかつ家賃が落ちづらいという条件が求められます。

そのためには一つの物件を購入するという狭義の目線ではなく、適正で健全なマーケットに投資をするという視点がとても大切です。

適正なマーケットとは例えば東京都の中でも東京都区部なおかつJR山手線の「池袋」「新宿」「渋谷」「品川」「東京」「秋葉原」駅などの主要ターミナル駅までドアtoドアで30分圏内でアクセスでき、そこにさらに地下鉄などの第二の路線が利用できればなおベターとなります。

いわゆる法人賃貸契約の可能性があるエリア、さらに新線・新駅・再開発などがあればなおさらベターとなります。 以上のように副業容認時代の中では、自分自身の経済的な人生計画を視野に入れつつ計画的に進める事が大切と考えます。

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