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不動産投資で差がつく目標設定とは? 初心者が資産形成で失敗しない考え方

記事要約
不動産投資に興味はあるものの、「何から始めればいいのかわからない」「本当に自分にできるのか不安」と感じている方は多いのではないでしょうか。実は、不動産投資で成果を分ける最大の要因は、物件選び以前に目標設定と投資リテラシーにあります。
本記事では、不動産投資初心者の方に向けて、目標の立て方、健康や時間の使い方、そして長期的な経済環境の変化を踏まえた資産形成の考え方を、実体験とデータを交えて解説します。読み進めることで、不動産投資を「なんとなく始める不安」から、「理解したうえで選択できる自信」へと変える視点が身につくはずです。

「正月」の意味とは?

年末の休日が長かったせいか、お正月の休みは終わってみるととても短い印象を受けました。そもそもお正月の「正月」とはどのような意味を持つのでしょうか。いろいろ調べてみると、正月の「正」はまさに「様々な事を正す」という事にも由来しているそうです。「襟を正す」「生活習慣を正す」など様々な表現に用いられますが、昨年の反省をもとに様々な事を正した状態で迎える月という意味もあるようです。

今年の目標を設定する前にまず大切な事は、2025年に達成できなかった目標が「なぜ達成できなかったのかという要因の分析」と、そして新たに達成するためには「どこを是正したらよいのか」、それらに加えて新しい「目標を設定する事」が大切と考えます。

筆者の推奨する目標の立て方

人間は元来怠ける習性がある生き物と言えます。読者の皆様も幼少の頃、夏休みの宿題はぎりぎりに仕上げるとか、一夜漬けの試験対策とか、切羽詰まらないと行動に結びつかないという習性は大人になってもありがちではないでしょうか。実際筆者もこの原稿の締め切りにおいてもついぎりぎりに仕上げてしまうという習性が今もあります。

筆者が不動産会社で営業部長を務めていた頃は営業社員の方々に1年の目標を12ヵ月ではなく11ヵ月で達成できるようなプランを作るよう伝えた事を覚えています。例えば月に10件、年間120件の契約を達成したいのであれば、120件÷11ヵ月で約11件の目標計画を作る訳です。そうするともし11ヵ月が経過した段階で年頭に作った目標が達成できなくても、残りの1ヵ月の「余裕のある月」がありますので、修正するチャンスが来るわけです。

もし順調に11ヵ月で年間の目標が達成できれば、

  1. さらに上方修正したり
  2. 翌年の1月の準備もできる

という、いわば好循環が生まれる訳です。

高市政権においても企業の売上、給与の拡大、消費の拡大、それがまた企業の売上につながるという、経済における「好循環」を目標に掲げていると同様に、目標の立て方も工夫が求められます。

また大切な事は目標の達成度を3ヵ月に1回、もしくは半年に1回などにチェックして新たな対策を練り直す事であると考えます。

何をするにも健康が大切です

筆者の知り合いで年末まで一生懸命働いて、せっかくのお正月休みにインフルエンザにかかり、働き過ぎた日頃の疲労の蓄積も相まってお正月はずっと寝たきりだったという方がいらっしゃいました。高市総理は「働いて働いて働いて」とおっしゃっていますが、上手に休憩を取りながら土日の休みはむしろアクティブに自分の行動半径を広げるような生活を送りたいものです。

ある一定の年齢になれば食事も睡眠もなるべく疲れが残らないような工夫が求められます。筆者は寝具や部屋の環境、睡眠環境にはとても気を配っています。疲れが取れやすい浴室のお風呂の温度や寝る前のストレッチ、自宅でお酒を飲む場合もなるべくアルコール度数の低いお酒や消化の良い食べ物にするなど気を遣っています。また平日には高炭酸温泉や水素吸入などで身体の活性酸素を除去しています。

また研究によると口の中の衛生状態が悪い人ほど成人病にかかりやすいそうです。口の中の衛生を保つためのケアはまさに健康に直結する訳です。

仕事や旅行などは、やはり全て健康がベースとなりますので、そのような観点からも日ごろから健康に気を使いたいものです。自分自身の健康寿命をいかに伸ばすかが大切です。

近年では20代30代といった若い世代にも成人病が増えているようです。毎月の給料のうち何%かを自分自身の健康のために投資をするなど、自分の健康のために具体的に「何をするべきか」という事も考えたいものです。

時間の経過と共に経済の指標が大きく変化

筆者が東京・中野にオフィスを構えたのは今から22年前の2003年11月です。当時と比べて日本経済、不動産業界はあまりにも大きな変化を遂げました。この原稿を執筆している1月6日には日経平均株価の終値が5万2,518円と過去最高となりました。20年前はちょうどデフレの頃であり、当時と比べて日経平均株価はなんと3倍以上にもなっています。さらに為替は1ドル40円以上も円安に、ファミリーマンションの平均価格(東京都区部)はほぼ倍となり、金の価格は何と10倍以上になりました。1年単位で見るとその動きはあまり目立ちませんが、20年という歳月を経ると大きな変化に驚きを隠せません。

こうした将来の変化に対応するためにはしっかりとした資産運用の意識を持つ事も大切となります。

現在と20年前の価格等の違い

日経平均株価
(大発会)
為替
(1ドル=)
ファミリーマンション平均価格
(都区部)
金価格
2006年1万6,361円115円
(1月平均)
5,932万円
(2006年平均)
2,175円
2026年5万2,518円156円
(1月6日)
1億2,420円
(2025年11月)
24,742 円
(1月6日)

<出典>
日経平均株価:日経平均ヒストリカルデータ
為替:三井住友銀行 為替相場推移
ファミリーマンション価格:不動産経済研究所
金価格:三菱マテリアル 金価格チャートライブラリー

資産運用に対する目標について

従来のデフレの時期には現金を所有していればその価値は自動的に上がってきましたが、何十年もただ預貯金だけに頼っていた人は現在の現金の価値に落胆する訳です。

自分自身の経済的な生活設計はある程度自分自身が関与していかないと門戸は開きません。2026年は従来にも増して資産運用の重要性が増す年となります。その背景にはインフレが確実に進行している事が挙げられます。日銀の金利引き上げの影響もあり、今後は投資に目を向ける方もますます増えてくるのではないでしょうか。

現在、投資と言えばNISAやiDeCo、外貨預金、金・銀・銅・プラチナ、さらにビットコインなどの仮想通貨、投資の対象は非常に多くのバリエーションを有します。

基本的には老後を見据えた長期の資産運用が前提となりますが、最も大切な事は今という生活を楽しみながら将来にも備える投資ができる資産運用に重点を置く事です。その為にはやはり不動産投資が最もふさわしい投資のひとつと言えます。

ただし不動産投資と言っても

  1. 希少性がある
  2. 将来性がある
  3. 長期に渡って賃貸需要がある
  4. 総合的に見て資産価値が落ちづらい

という条件を満たす事ができる物件を選択する事が大切です。

そうなると、例えばワンルームマンションであれば、ある程度都心に近い、駅に近い、法人賃貸などの需要が長期に渡って見込める、その街あるいは沿線上に再開発等が期待できるなどの条件が重要視される訳です。

つまり目先の賃料や利回りに振り回されないで、しっかりとした「投資スタンス」を確立する事が極めて重要と考えます。これは不動産投資に限らず、様々な投資にも言える事です。

新しい年の第1歩を踏み出してみる

ちなみに筆者の今年の目標は「果敢に新しい事にチャレンジする」という事です。

例えば旅行では今まで訪れた事がない国や都市に行ってみたり、美術館やコンサートなども従来経験した事がないような新しい分野にチャレンジしてみる、会合や勉強会なども積極的に参加してみる、などです。いくつになっても新しい事をするのはワクワクするものです。

読者の皆様においては、今年は「不動産投資への第一歩」を踏み出してみる年にしてみたらいかがでしょうか。実際にワンルームマンションを一戸購入してみれば、将来に向けての準備の第一歩を踏みだす事になります。不動産投資ローンや決済、賃料収入が初めて入った喜びなども経験する事ができます。

またこの時には定期的にちゃんと記録をつける事も大切となります。それによって「将来の資産形成」という目標への達成感を実感する事ができます。

筆者も若い時にローンでワンルームマンションを一戸購入し、現在では優良な資産となっています。これも、その当時不動産投資への第1歩を踏み出す決断があったからこそと考えます。

以上述べてきたように、1月は様々な事を正しながら1年間の様々な目標設定をするのにとても大切な月となります。

読者の皆様が健康・お仕事・資産運用、その他諸々の目標を作りつつ、今年1年が良いお年になりますよう改めて祈念いたします。

執筆:野中 清志(のなか きよし)
住宅コンサルタント|株式会社オフィス野中 代表取締役

マンションデベロッパーでの実務経験を経て、2003年に株式会社オフィス野中を設立。 特定の企業に属さない第三者的な立場から、首都圏・関西をはじめ全国各地でマンション購入に関する講演・コンサルティングを行う。
居住用マンションから不動産投資(資産運用)向けセミナーまで、年間100本近い講演をこなす「マンション選びの第一人者」。膨大な供給データと開発現場への深い知見に基づいた、先見性の高い解説に定評がある。

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